2016年02月03日

01 植物と発酵と本

芍薬

 

京都龍安寺の傍で、植物に囲まれて発酵研究を楽しませていただけることは

本当に幸せなことです。

最近、ずっと絵を書いていなかったのは

心がおちついてかなったから。

描きだす前は、いつもなぜかこわいのです。

スピードの速い世界の仕事を抱えていると

時間軸が違う、とってもスローな場所に

ココロをワープしないと、絵は描けないのです。

植物と同じ波長になるように。

でも、そのスイッチの切り替えは、

爆弾が爆発するくらい急激なことなので こわい のです。

ゆっくりとした世界にいくことは

楽しいのだけど、

スピードの速い世界から連絡があったときに

すっごく痛いというか 不意打ちに 大きな雷が落ちるようで

両方をいったり、きたりすることは、とてもきついのです。

 

いつか、いつか、スローな世界だけで生きていけたらいいなぁ。

 

この展覧会は、ゆるやかにスローな世界に

ココロが移動できそうで楽しみです。

 

 

薬草の博物誌-森野旧薬園と江戸の植物図譜

 

私たちの身近な薬、漢方薬。

その元になっているのが江戸時代に発展した本草学だ。原料となる薬草は当時でも幕府により国産化政策がとられるほど貴重なものだった。人々の関心は高く、それを裏付けるように多くの本草書や図譜が出版された。そして薬草から植物全般に研究、または趣味の範囲が広がっていくのもこの時代である。

本書は、この江戸時代に遡り、人々の薬草、植物に寄せる探究心や愛着を、それぞれ精緻な観察眼で描かれた様々な植物図譜と、江戸における植物相が今もそのまま残る日本最古の私設薬草園、森野旧薬園(奈良県宇陀市)とその創設者、森野賽郭が描いた1003種を収める「松山本草」をとおして色鮮やかに表現しようとするものである。薬草に関しては、薬効等の簡単な解説も付く。最後の本草学者であり近代植物学への橋渡しをした牧野富太郎の見事な植物図も収める。江戸の本草の世界へと誘う一冊として必見。

 

東京で薬草展

東京都・京橋のLIXILギャラリーは、江戸時代の「薬草」に焦点を当てた展覧会「薬草の博物誌 森野旧薬園と江戸の植物図譜 展」を開催する。

 

会 期:2016年3月3日~5月21日(水曜休館)

開場時間:10:00~18:00

入場無料

 

同江戸時代から続く森野旧薬園と当時描かれた薬草を中心とした植物図譜を通して、幅広い本草学の世界とその魅力を紹介するもの。本草学は、私たちにも馴染み深い漢方薬の元になっているもので、江戸時代に発展した学問である。江戸後期には原料の一種である薬草は幕府により国産化政策がとられるほど貴重なものであったという。また、当時人々の関心も高く、多くの本草書や図譜が出版されたということだ。

薬草から植物全般へと研究、興味の範囲が広がっていくのもこの時代で、そのころ薬草への造詣が深い人物として現れたのが森野初代藤助通貞(号:賽郭)であった。賽郭は、現存する日本最古の私設薬草園「森野旧薬園」を開設し、晩年には約千種の動植物の姿を、自然科学的な観察眼で色鮮やかに描いた「松山本草」を完成させた。この薬草園には今も薬草に関わる温故知新の知恵が息づいているということだ。同展では、「薬草」に焦点を当て、森野旧薬園を紹介するとともに、江戸の初期から本草学が近代植物学へ移行する時期までに描かれた主要な植物図譜の変遷が、約90点の実資料の他、写真、映像などで展観される。

また、同展の開催に際し、LIXIL BOOKLET「薬草の博物誌 森野旧薬園と江戸の植物図譜」が発売された。価格は1,800円。

購入詳細:LIXIL Webページ

出典:マイナビニュース